2019年春ドラマ備忘録
四月も中旬。え、もう中旬?はっやしんどい。
ほとんどの春ドラマが見終わったので一度にまとめる。
結局継続してみているのは、インハンドと家政夫のミタゾノのみとなった。
全て一話のネタバレがあり、見た人に向けての内容である。
ミラー・ツインズ&ラジエーションハウス
この三つは単独で記事を書いたので貼っておく。
★ストロベリーナイト・サーガ
登場人物の紹介や背景紹介などがまともにできているだけで普通の作品だと思えた。(錯乱)(オタク特有のかっこ)
終盤のベッタベタな展開と露骨な死亡フラグに緊張感もなにもなかった。
継続して見る魅力はなかったが、最後まで普通に見ることができた。
偽善ワールド
パーフェクトワールドは、そもそもいろいろなところで流れていたCMのキャッチコピーからして不快中の不快であった。
「いつかこのドラマがありふれたラブストーリーになりますように」
クソみたいなキャッチコピーだ。製作者サイドが車椅子に乗っている人は普通の恋愛ができないんです!!!!!普通じゃないんです!!!!!!って発言しているようで、某動画サイトで何度も流れて心底から腹が立った。
極めつけは緩急のない延々とだらっだら車いす生活の困難さとつまらない恋愛模様を描き、上述したキャッチコピーと一緒にCMで流れた松坂桃李が床に倒れて「障碍者だから迷惑をかけたくない」というおそらく製作者サイドからしたら名シーンなのであろうこのシーンは、病院でもできる彼の仕事なのに、わざわざ車椅子に乗って会社に戻ろうとする蛇足的なシーンであったことから心底から呆れた。それ病院でも出来るじゃん。
しかもそのあと本当に病院でやっていて本当に必要のないシーンだった。
まるで、その台詞を言わせたかったがためにあてたシーン。
大爆笑である。原作者かプロデューサーか監督か脚本家か誰だか分からないが、どうしても言わせたいがために無理矢理突っ込んだシーンだと丸わかりで草が枯れ果てた。
気持ちが悪い。そもそも、だれかに迷惑をかけたくないという心情は健常者にだってある。いちいちそんなこと言わせる必要はない。
ああ、でも視聴者のこと馬鹿で低能で言葉で言わなきゃ分からないあほだと思ってる製作者サイドからしてみれば、このシーンはそのついでにお涙も誘えるからちょうどよいか。
自分も涙出ましたよ、笑いすぎて。
ところで3年A組の主人公もミラー・ツインズの主人公も、この偽善ワールドの主人公もそうであったが、情緒不安定でメンヘラ気質な男主人公が最近流行っているのだろうか。
★あなたの番です
世間体から身を守るために、殺してもらいたい人間を記入する行為を優先する倫理観の死んでいる登場人物しか存在しなくて笑った。
結局、会議室で交換殺人の概要を説明するのならば、冒頭の竹中直人の前説はいらなかった。二回も言わんでいいわ。
最初の死者は、予想通りの竹中直人――マンションの住人のほとんどからひんしゅくをかっていた管理人であるが、劇中に交換殺人には「動機がなければ疑われる対象にはならない」との説明があった。
話は少し変わるが、古代ギリシャにはもちろん、警察制度などなかった。
しかし、司法当局の人間が発生した事件の犯人をおう二大要素があった。
一つは、発生した事件の現場の中にいた者のなかに犯人は必ずいる
もう一つは、今回の題材の一つである「動機の有無」
である。この二大要素は、現代の犯罪捜査においても変わらない部分であろう。
さて、殺された管理人はどこで殺されたか?
住人たちの住むマンションである。
殺した場所が悪かったであろう。これだとおそらくマンションの住民全員がまず疑われてしまう。たとえ、動機がなかったとしても、その現場にいてしまったのだから(主人公目線のため、他の人たちはどのような行動をとっていたかは定かではないが)。
動機はなくても犯行現場がマンションであったことから、マンションの住人の全員が疑われなければおかしいだろう。
なんだか一番最初の交換殺人から破綻してしまっている気がするのだが、果たしてどうなんだろうか。
続きは見る気がおきない。というかこれ2クールも話続けられんの???
★白衣の戦士
・主人公の行動と発言の破綻(廊下を自らが走っているのに子供に走っているのを注意する)
・効果音と音楽がうるさい
すみません五分で見るのやめたのでこれくらいしか書くことないです。五分で酷いドラマの匂いを察知した。
★わたし、定時で帰ります
モンスター社員たちのせいで定時に帰れなくなって可哀想(小並感)
これは個人的なことであるが、吉高由里子が可愛い、や声が特徴的でわかりやすいなどの声が散見したが、鼻にかかったその声が聴いてられなくてイライラした。
更にこれも個人的なことなのだが、話的には頑張り屋さんの社員の問題は解決できたけど、新入社員の方は解決するのだろうか。なんだか予告を見る限りだと回収されなさそうである。
別にそれではいちゃんちゃん、でもいいとは思うのだが、新入社員の問題を解決しないことで、四月のフレッシュな新入社員たちが、上司に「〇〇さんはそういうことしないよね~」とかドラマに影響されてパワハラまがいなことを言っていないかが心配である。
自分が新入社員だったころに、ドラマに影響されやすい上司がいてそういうことを言われていたので。
話がつまらなくてオタク特有の自分語りで全てが終わってしまった。
★インハンド
可もなく不可もなく、ただ純粋に楽しめる。
面白い。でも突出した部分がない。だからこれ以上言えない。
しかし、今期があまりにも不作の不作、凶作オブ凶作でかなりの良作に見える。
二話まで見たが、三話も見ようと思っている。
濱田岳の役のような、不憫なサブ主人公が好き~かわいい~。
★家政夫のミタゾノ
一期の脚本家が帰ってきてくれて狂喜乱舞である。
一話は突出して良いというシーンがなかったが、ぜひ一期のクオリティで今回突っ走ってもらいたい。お願いします。
まあそんな感じである。今回、本当にひどいドラマしかないと思う。
deleの二期か映画化お願いします。ドロ刑の二期でもいいですえんけんさんとけんてぃーの共演をくださいお願いします。